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今回のイベント内容
2019/12/15に、「らびっじ・らぼ」主催の「プログラミング体験会」を開催しました。
知人の子供さんと私自身の子供(2~11歳)に参加してもらい、プログラミングを体験してもらおうという取り組みです。
今回の体験会は、以下の2本立てとしました。
- 【体験1】パソコンを使わないプログラミング体験
- 【体験2】Scratchを使ったプログラミング体験
【体験1】パソコンを使わないプログラミング体験
パソコンや電子機器などを使わない、いわゆる「アンプラグド」なプログラミングの体験です。
「CS Unplugged」の「Rescue Mission」をもとに作った教材を使ったもので、『「赤ずきんちゃん」がおばあちゃんを助けるために「おばあちゃんの家」に行く』というミッションを、プログラマー、テスター、ボットという役割に分かれて、手作業のプログラミングと盤面マット上の動きだけで達成してもらうものです。
(出典:「CS Unplugged」の「Rescue Mission」を参考にして教材作成)
実施内容は、以前実施したイベント「【開催報告】プログラミング教室@淡輪学童保育室 2019/11/20」とほぼ同等のもののため、ここでは割愛させていただきます。
詳細については該リンク先の当サイトの記事をご参照ください。
【体験2】Scratchを使ったプログラミング体験
Scratchは、MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボが提供している、ほとんどマウス操作で視覚的にプログラミングできるビジュアルプログラミングソフトです。
今回は、1人に1台のノートPCを使ってもらい、PC上でScratchを操作することでプログラミング体験をしてもらいました。
以下の2つの取り組みを行いました。
- あらかじめ主催者が作成したScratchのプログラムを使って、Scratch上で命令(Scratch上のブロック)を修正/追加挿入してもらい、プログラムを完成させる。
- Scratchで動作するプログラムとして、「Rescue Mission」(「パソコンを使わないプログラミング体験」で使用した教材)をプログラム化したもの(後述)を利用。
- Scratchで更地から(新規作成したプロジェクトを使って)自由にプログラミングする。
実際の体験会の様子はこんな感じです。
アンプラグドなものより、パソコンを触るほうが楽しいようでした。
小学生の子供たちは、がっつりのめり込んでくれました。
未就学児の子供たちは、何かしら同じように触ってみたくて、マウスを持ったりお絵描きしたりして、一緒に参加しているという雰囲気を味わっているようでした。
(今回の参加者とは異なる)知人から『(知人の子供さんが)「Scratchはまったく面白くない」「他の子がなんで面白いと思うのかわからない」と言っていた』という話を聞いたことがあるのですが、今回参加してくれた子供たちに関しては、がっつりのめり込んでくれている女の子がいました。
性別等に関係なく、興味がある人にとっては楽しいけど、そうでない人にとっては楽しくない、ということなのかもしれません。
国語や算数、スポーツと同じように、プログラミングも人それぞれ得手不得手があり、また、得手不得手があって良く、(プログラミングができることのメリットは多くあると思いますが)全員ができる必要もない、というのが自分の考えです。
「Rescue Mission」のScratchプログラム
今回の体験会で使用した「Rescue Mission」をScratch化したプログラムを紹介します。
Scratchのプロジェクトは以下のサイトから取得できます。
RescueMission-jp(日本語版)の動作イメージは以下のような感じです。初期状態ではあえてバグがある状態にしてありますので、ミッションをクリアするためにはコードを編集して正しいコードに修正する必要があります)。
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参考資料