【8BitDo】「M30」コントローラを使ってみました

ガジェット

8BitDo M30」というゲームコントローラ(ゲームパッド)を買ってみたのでレビューしたいと思います。

 

背景

ゲームパッドでシューティングつらい問題

他の記事で書きましたが、主にアナログスティックの台頭により「ゲームパッドでシューティングつらい問題」が常態化しています。

  • 十字キーはもはや物理的に操作に耐えうるものではなくなってしまった
  • アナログスティックだと怖くて壁に近付けない

 

詳細は以下の記事をご参照ください。

 

いろんなコントローラを試してみる

上述の問題に抗うべく、いろんなコントローラを試してみました。

 

Nintendo Switchの場合

プロコン

Nintendo Switchの場合、本体左右についているコントローラ「Joy-Con」はがっつりシューティングゲームをするものではないとして、それ以外のコントローラとしては「Nintendo Switch Proコントローラー」(プロコン)が最も一般的なコントローラといえるでしょう。

 

しかし、プロコンを使うとすると、自機の操作は「十字キー」ではやりにくいし、「アナログスティック」ではドリフトしたり意図せぬ方向にスティックが入りやすいという問題があります。

 

 

 

アケコン

これに対して、アケコンを導入する方法があります。
自分は「リアルアーケードPro.V HAYABUSA for Nintendo Switch」を買って使ってみました。

 

遠い昔のアーケードを意識したコントローラに比べて各段に作りも重厚さもレベルが高くなっており、所有欲は満たされます。
しかしながら、サイズが大きいため、「ぱっと使える」「ぱっと片づけられる」という観点でまったく手軽ではないです。また、どうしても操作時に本体が動いてしまうことがあり、アーケードと同等のレバー&ボタン操作を求めるなコントローラ本体をがっつり固定する必要があります。

というわけで、筆者にとっては素敵なガジェットなのですが、ライトユーザや思い入れのない人にはおすすめできないです。

 

 

 

Steam(PC)の場合

Xboxコントローラー

PCでSteamを利用する場合、Windowsであれば最も一般的なのは「Xboxコントローラー」になると思います。

将来的に、Unity、Scratch、Androidアプリの学習や開発なんかでも利用できたらいいなという思いもあり、自分は「Xbox ワイヤレス コントローラー QAU-00025」というの↓を買って使ってみました。

 

質感もよく、コントローラとしての出来はとてもよいと思いました。
しかしこれまた、シューティングゲームに利用するにはSwitchのプロコンと同じ理由で自分としては使いづらかったです。自分としては他のゲームや用途に使おうと思います。

 

 

 

WiiクラシックコントローラPRO

これに対し、試してみて操作が安定していた(自身の感覚です)のが「WiiクラシックコントローラPRO」です。
Switchのプロコンよりアナログスティックが丈夫っぽく操作性が安定していて、作りも頑強そうです(自身の感覚です)。

「WiiクラシックコントローラPRO」を、エレコム「Wiiコントローラ対応ゲームパッドコンバータ JC-W01UWH」を使ってDirect Inputに変換してゲームパッドとして利用していました。

 

少なくとも、自分としては「Xboxコントローラー」よりはずいぶん操作しやすい(意図しない操作が減った)ので、しばらくこのセットを使っていました。
しかし、それでもやっぱり相当集中していないと(していても)スティック操作で壁に激突することがそこそこあり、必要以上に集中力を必要とするという課題が残っていました。

 

 

 

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他のコントローラ探索の旅へ

てことで、「サードパーティ製のコントローラにもっといいのがないかな」とぼんやり日頃からときどき検索してみたりしていました。

一方、昔使ってきた「ゲームパッド」という範疇のコントローラの中では「セガサターン純正コントローラ」がかなり使いやすく、シューティング目的であれば自分の歴史の中最強のコントローラだったと思っています。ちなみに、メガドライブのコントローラは使ったことないです。

 

Retoro-Bit

ずいぶん前から、「Retoro-Bit」社のSEGAライクなコントローラがSEGA公認だという話を聞いたことがあり、興味を持っていました。

しかし、有線接続(USB接続)のみ対応のコントローラなので、接続が面倒(手軽に使えない)なのと、有線だったらセガサターン純正コントローラに変換器をかまして使えばよいので、購入までには至っていませんでした。一度無線を使ってしまうと、日常使いでは有線には戻れないですね。

なお、Retoro-Bitの2.4Gワイヤレスコントローラーも存在したようですが、公式サイトの製品欄には情報が残っていませんでした。

 

 

 

8BitDo

一方、数年前から「8BitDo」社の名前をよく目にするようになりました。自分好みのデザインのコントローラが多く、またSEGAライクな「無線」のコントローラも作っているとわかっていましたが、当初「技適」を取得しているのか否かが販売サイトではわからなかった(と思っている)ので様子見していました。

そんな中、最近、8BitDoのコントローラが「技適あり」という記事や販売サイトの説明文を見るようになったので、「これは試してみたい」と思いました。

 

 

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8BitDoのコントローラを買って試してみる

てことで、セガサターンのゲームパッドライクな「8BitDo M30」を買ってみました。

なお、ややこしいのですが「8BitDo M30」という名前のコントローラには、以下の3種類があります(2024/6/28現在)。すべて形状が似ており、特に前者2つはかなり酷似しているので買うときは注意が必要です。

  • M30 Bluetooth Gamepad
  • M30 2.4G Wireless Gamepad
  • M30 Wired Controller for Xbox

今回買ったのは、「M30 Bluetooth Gamepad」になります。以下で「M30」とあるのはすべて「M30 Bluetooth Gamepad」のことです。

 

M30 Bluetooth Gamepad

 

 

M30 2.4G Wireless Gamepad

 

M30 Wired Controller for Xbox

 

8BitDo M30

現物

「8BitDo M30」の現物はこんな感じです。

外箱

 

本体と付属品

 

本体

 

技適の表示

 

取扱説明書(日本語表記あり)

 

使用感

「8BitDo M30」をシューティングゲームに使った場合の使い心地をレビューします。
視覚的に説明できないので文章の紹介&がっつり主観になります。

 

テスト環境
  • プラットフォーム
    • Steam(on Windows11)
  • ゲームソフト
    • グラディウスII(アーケードクラシックス アニバーサリーコレクション)

 

感想
  • 総括
    • XboxコントローラやWiiクラシックコントローラPROよりは、断然操作しやすくなった。
  • 詳細
    • アナログスティックがないので十字キーで自機操作するため、意図せず壁に吸い込まれたりしにくい。
    • 単純に上下左右の操作になるため、「動いて止まる」などの操作がより自身の感覚に近く操作しやすい(セガサターン純正コントローラと同様)。
    • 特に、斜め方向に不用意に入力してしまって自爆したりすることが減った気がする(セガサターン純正コントローラと同様)。
      • R-TYPEの6面の壁寄せなどにも期待が持てます。

 

 

8BitDoの他のコントローラ

以下の記事にて「8BitDo Zero2」「8BitDo Micro」についてのレビューや「Zero2」「Micro」「M30」の仕様比較などを紹介しています。ご興味あればお立ち寄りください。

 

 

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M30とセガサターン純正コントローラとの比較

せっかくなので、「セガサターン純正コントローラ」と「M30」の現物と比較してみました。

 

総括

  • サイズ感
    • 以下の写真参照
  • 質感
    • 純正:「ツルツル」「汚れやすい」「すべりにくい」
    • M30:「ざらざら」「質感がいい」「すべりやすい」「落としやすい」
  • 操作感
    • 純正:個人的にはこっちのほうが好き
    • M30:でもこっちも悪くない
  • 耐久性
    • 純正:頑強だった
    • M30:使って間もないので不明

 

本体の比較写真

 

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純正コントローラのワイヤレス化

「やっぱりオリジナルのコントローラをワイヤレス化したいねん!」という方々のために、8BitDoは「8BitDo Mod Kit」という改造用キットを提供しています。これを使うと純正コントローラをワイヤレス化できます(はずです!自分はまだトライしてません!)。

サターン用、メガドライブ用などのキットがあり、8BitDoの公式ショップで販売されています。なんとなく、この公式ショップにて普通に個人輸入で購入することができると思われます。

8BitDo公式サイトのサポートページの「8BitDo DIY」にもマニュアルやFAQなどの情報があります。

 

 

 

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